火力発電所の異色の活用方法

火力発電所の異色の活用方法

発電所内で海水の取水設備を利用してサーモン養殖事業を計画しているとのことです。


火力発電所敷地内でサーモン養殖。九州電力が豊前発電所で事業化検討 | 電気新聞ウェブサイト 九州電力、水産専門商社のニチモウ、西日本プラント工業(福岡市、佐々木有三社長)など4社が19日、サーモン陸上養殖場の事業www.denkishimbun.com

なるほどなと思いました。発電所の取水設備は下部の冷たい海水を取水して、熱交換した水を海水表面に放水することで冷却効果を高めています。この冷たい水をサーモンの養殖に使用するのです。

温排水は活用方法が結構議論されていたと思いますが、取水設備については驚きでした。このような柔軟な頭で違った視点から発電所の活用方法を考えていくのも今後の必要だなと思います。