ガラパゴス日本をけん引する不思議な生物たち

ガラパゴス日本をけん引する不思議な生物たち

G7気候環境相会合で石炭火力輸出支援についても停止する方針が決まりました。原文和訳(http://www.env.go.jp/press/109603.html)を読むとCO2排出対策を講じられていない石炭火力についてと随所に記載されてますが、石炭からクリーンエネルギーに移行させる事を歓迎する、G7の一部のメンバーが脱石炭同盟に参加していることに留意する、との揶揄的記載が日本が石炭火力輸出を継続しガラパゴス化している証拠でしょう。

日本、石炭火力へ支援継続 国際的批判強まる恐れ G7気候相会合(時事通信) – Yahoo!ニュース 

ほんと、原子力政策といい石炭火力といい中途半端というか方向転換する決断力がない人達ばかりです。利権にまみれた電力業界に忖度する日本人らしい中途半端加減です。分かってはいるけど自分が動くのではなく、逆らえない世の中の流れかできるのを待って同調するという、責任をかわすかのような動きに感じます。

これでは日本が世界のリーダーにはなり得ないでしょう。日本が最先端という過去の栄光を今でも信じようとしている人が多い気がしますが、日本は完全に大きく世界から遅れをとっています。中国をも馬鹿にしているような日本人ですが中国にも完全に負けています。真実も知らず完全にガラパゴス化状態です。

とはいえ、まずは先をゆく世界を真似ることで、少しでも再エネ比率を高くし、結果的に電力供給に問題ないことが示せれば自然と石炭火力も原子力も衰退していくと思いますので、引き続き再エネの拡大に向けて尽力したいと思っています。