太陽光や風力が電源のベースとなるべき
- 2021.04.24
- 再エネ開発のマルチ技術者の頭の中を覗けるブログ
- 太陽光発電, 風力発電, 太陽光最低価格, ベース電源
![太陽光や風力が電源のベースとなるべき](https://i0.wp.com/reneworld2030.com/wp-content/uploads/2021/04/pexels-photo-2800832.jpeg?resize=890%2C500&ssl=1)
太陽光発電の世界最安値が更新されたとのこと。
その驚きの価格は、1.35米セント/kWh。
中東は砂漠に超大規模の発電所をつくれるからスケールメリットがある。
しかも日射量マップから分かるように世界有数の太陽の適地である。
日本の1.5倍以上の日射量だ。
![画像1](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/production/uploads/images/49780216/picture_pc_a5fe69c5e42368025e2b7f42af8c7425.png?w=1100&ssl=1)
ちなみに、日本のFITの入札価格が、昨年末に過去最安値の10円/kWhをつけたがまだまだ世界から比べれば高い。
日射量と狭い国土を踏まえると、中東のような価格は不可能だと思うがだ、それでも半分にはなると思っている。
太陽事や風力は燃料費がタダなので安くなって当然だと思う。価格がなかなか下がらないのはFITの高額な固定価格のせいだ。
事業者の収益が丸裸なので業者は逆算できる。かなり儲けているのはパネルメーカーや風車メーカーだ。
そもそも制度設計が悪すぎる。
使っても使わなくても太陽がある限り無限のエネルギーである太陽光や風力の安い電源をベースに電力調整がされるのが、これからのあるべき姿だと思う。
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Author:再エネエンジニア 投稿一覧
メガソーラー、風力、バイオの建設を多く手がけるエンジニア。第一種電気主任技術者を試験で合格。 大手電力会社からの転職を成功させ、現在は再エネデベロッパーにてプロジェクトファイナンスでの再エネ発電所を建設中。