水上太陽光は救世主となるか?

水上太陽光は救世主となるか?

再エネは自然エネルギーなのだからその土地に適した発電方法があります。水上太陽光はその一例だと思います。最近読んだ記事でシンガポールは国土が狭いため海や貯水池に太陽光を設置することに力を入れているようです。

水上に浮かぶ太陽光パネル、小さな島国シンガポールの再エネ発電【4月16日 AFP】東南アジアの島国シンガポールでは、数千のパネルが海に広がり、光り輝いている。www.afpbb.com

日本でもダムや貯水池への設置は盛んに行われています。日本の最大は千葉県市原市の佐倉ダムの13.7MWらしいです。

日本最大の「水上」太陽光発電で火災、台風で露呈した“救世主”の問題点急伸する太陽光発電業界で注目されている水上太陽光発電。大手企業が参画し、日本最大となったプロジェクトにおいて、今回の台風1www.google.co.jp

上の火災の記事の通り、アンカーでとめているものの浮いているだけに台風に対する対策が難しいと思いますが、太陽光本来の土地の有効活用という意味では、シンガポールと同様に国土の狭い日本では合っているではと思います。

事実、この佐倉ダムの水上太陽光は世界3位の規模とのことてす。
ちなみに一位は中国・安徽省にある40MW。

世界最大! 浮体式水上メガソーラー現る|SOLAR JOURNAL荒れた広大な水域がエコ・エネルギーを生むサステナブルな場所へ— —。石炭の産地として知られる中国・安徽省にある淮南市。同市solarjournal.jp

渇水期にどのように設備対策しているか気になりますが、水上であれば景観や住民トラブルも避けれるため今後の太陽光の道としては良いのではと思います。