水上太陽光は救世主となるか?
- 2021.04.24
- 再エネ開発のマルチ技術者の頭の中を覗けるブログ
- 再エネ, 再生可能エネルギー, 水上太陽光, 浮体式太陽光
再エネは自然エネルギーなのだからその土地に適した発電方法があります。水上太陽光はその一例だと思います。最近読んだ記事でシンガポールは国土が狭いため海や貯水池に太陽光を設置することに力を入れているようです。
水上に浮かぶ太陽光パネル、小さな島国シンガポールの再エネ発電【4月16日 AFP】東南アジアの島国シンガポールでは、数千のパネルが海に広がり、光り輝いている。www.afpbb.com
日本でもダムや貯水池への設置は盛んに行われています。日本の最大は千葉県市原市の佐倉ダムの13.7MWらしいです。
上の火災の記事の通り、アンカーでとめているものの浮いているだけに台風に対する対策が難しいと思いますが、太陽光本来の土地の有効活用という意味では、シンガポールと同様に国土の狭い日本では合っているではと思います。
事実、この佐倉ダムの水上太陽光は世界3位の規模とのことてす。
ちなみに一位は中国・安徽省にある40MW。
渇水期にどのように設備対策しているか気になりますが、水上であれば景観や住民トラブルも避けれるため今後の太陽光の道としては良いのではと思います。
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Author:再エネエンジニア 投稿一覧
メガソーラー、風力、バイオの建設を多く手がけるエンジニア。第一種電気主任技術者を試験で合格。 大手電力会社からの転職を成功させ、現在は再エネデベロッパーにてプロジェクトファイナンスでの再エネ発電所を建設中。