石炭火力の代替は技術で具現化できる
- 2021.04.24
- 再エネ開発のマルチ技術者の頭の中を覗けるブログ
- 再エネ, 再生可能エネルギー, 脱炭素, 石炭火力
石炭火力建設断念。極めて妥当な判断だと思います。この手の話は直ぐに安定供給ができなくなる、大停電のリスクがあると否定する人がいますが、既存権益にしがみついている人か、できない理由を探す向上心がない思考停止している人です。
Jパワー、脱炭素の逆風 石炭火力新設を断念石炭火力国内最大手のJパワーは16日、山口県宇部市で計画していた石炭火力発電所の建設を断念すると正式発表した。脱炭素の流れwww.nikkei.com
人類が栄えたのは、良い未来を想像し具現化するために行動したからです。否定ばかりして前に進まず進化を放棄した生物は滅びます。
石炭火力など同期化力を持った調整電源が減れば蓄電池で調整できるように、インバータに同期化をもたせるVSG (Virtual Synchronous Generator)技術を確立させるように、人類は思考し、いずれ再エネでの系統調整が可能になる未来をつくるでしょう。
明らかに世界は脱炭素の未来を必要としてます。それを無視して石炭火力を推進する企業に未来はありません。正当化して進めているだけです。時代は変わったのです。
できない理由を探すのは一番簡単で誰でもできます。でも成長はありません。より良い未来を想像し、それに向かって挑戦する人生の方が楽しくありませんか?
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Author:再エネエンジニア 投稿一覧
メガソーラー、風力、バイオの建設を多く手がけるエンジニア。第一種電気主任技術者を試験で合格。 大手電力会社からの転職を成功させ、現在は再エネデベロッパーにてプロジェクトファイナンスでの再エネ発電所を建設中。