全て屋根に太陽光を設置することが日本独自の再エネ政策
記事のようなソーラーカーポートシステムであればカーシェアを組み合わせるのも良いと思ってます。車が使われていない時に効率良く充電ができます。さらに自動運転が可能になれば、充電が無くなりそうな時にこの充電ステーションに自動でやって来て満タンになったら再び自動で運転するという活用もできます。
電力会社に依存しない、「ソーラーカーポートEV充電ステーション」商用化へ|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
そもそもソーラーカーポートのような用途が本来の太陽光パネルの使い方だと最近良く思います。屋上、屋根のような平らで活用用途がないスペースや、EVステーション、街灯、住宅のように分散形電源として大きな電力を消費しない用途です。しかも家電製品は殆どが直流機器なので太陽光+蓄電池の組み合わせは相性が良いです。
ゴルフ場跡地や活用用途のない平地であればまだ良いですが、山を切り崩して斜面にメガソーラーを設置するのは、甚だ間違った使い方だと思います。
なので私は小泉環境大臣が宣言した住宅屋根に太陽光パネル設置義務化は大賛成です。むしろビルの屋上、駅、街灯、自販機、車や電車の屋根等にも設置義務化すれば良いと思ってます。合わせて蓄電池もです。これだけ義務化すればコストも相当下がり国産メーカーも戻ってくるでしょう。太陽光は無料のエネルギーなのですからコストさえ下がればメリットしか出ないはずです。
広大な砂漠等がなく国土が狭い日本だからこそ既存の活用できていないスペースをどう有効活用するか考えることが日本独自の再エネ政策になると考えます。
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